危篤や万が一の事態は、唐突にやってきますよね。私の場合は、母の癌の状態が悪く、それなりの覚悟があったのですが、そういう場合を含めて親族や知人の死に対応する必要が人生の中でほぼ必ずやってきます。
今回、自分が喪主を勤めた経験と以前親族の葬式に訪れたときに見た様子から、是非おすすめしたいのは、葬儀社への事前相談です。もちろん、突然万が一のタイミングが突然訪れたときにはできませんので、まず、事前相談をせずに葬式を行った場合どうなるか、紹介したいと思います。
事前相談をしないで葬式を行うことになった場合、一番気がかりなのは費用だと思います。例えば、そのような場面に遭遇したときの自分の気持ちを考えて見ましょう。あわててインターネットや電話帳などを使って葬儀社を決めて、(担当者が色々とプランを見せてくれると思いますが)自分は上の空で葬儀社の言いなりになってしまいそうではありませんか?死のショックや悲しみの淵にいる時に、現実的なことを理性的にこなせるか…難しいと思います。
葬儀全体の費用の全国平均は、ある調べでは、237万円だったそうです。新車が購入できるくらいの金額を支払うのに、見積もりを比較検討しないのは明らかにデメリットだと思います。
他にも墓やお布施もありますから本当にお金がかかります。もしも唐突に万が一の事態になった場合には、かなりの金額がかかることを念頭に置いて、落ち込んでいるところ大変だと思いますが、気をしっかり持って頑張ってください。
さて、続いて事前相談のメリットですが、第一にはやはり、コスト面から比較検討ができることです。遺された方が香典や保険で費用をいくらくらい賄えるかといったことなどもある程度把握できると思いますから心にゆとりができると思います。危ない状態であることが分かった時に、あるいはご自身が子供たちに迷惑をかけたくないと感じた時点で、是非事前相談をしておきましょう。
さらに、故人や家族の安心感を得ることも出来ます。故人の意思(葬式へのこだわりや宗教宗派の確認、誰を呼んで欲しいか、安置場所の検討など)を十分に聞くことが出来ると、ご自身も家族も安心できますよね。各社の多くのプランを検討することで全く知らなかったものを知ることができて、それらを十分に検討できる点もメリットの一つになるでしょう。
関わる皆さんの思いはそれぞれだと思いますが、心にゆとりのある状態で皆さんが納得できる葬儀が行えると良いですよね。